谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[6300] 名詞文・主題「食中毒予防」 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2022/09/09(金)05:38
[6300-1] 名詞文・主題「食中毒予防」 谷川うさ子 2022/09/09(金)05:37
   ●概念思考のその仕方
「もの」の概念とは、目で見たものの「形」「型」「場面」。
「こと」の概念とは、目に見える対象の動きの現す作用、働きかけ、関係づけの中の価値、有用性。

主題「食中毒予防」の概念
食中毒・・有害微生物や有害物質に汚染された飲食物を摂取することにより起きる健康被害のこと。時として生命を失うこともある。
予防・・悪い事態を生じないように気をつけ、前もって防ぐこと。

●食中毒予防の「もの」の概念
形、型・・食中毒予防の3原則、微生物を「つけない」「増やさない」「やっつける」。
場面・・飲食店、家庭、販売店、仕出し屋、給食施設など

●食中毒予防の「こと」の概念
「つけない」・・細菌やウイルスを食品につけない(食品に細菌やウイルスをつけない。原材料からの二次汚染や冷蔵庫内の二次汚染、設備や器具・容器等を介した二次汚染、人の手を介した二次汚染を防ぐ)
「増やさない」・・食品中の細菌を増やさない(10℃以下の冷蔵庫内の温度管理、調理済みの食品であればあるいは60℃以上の温度で管理する)
「やっつける」・・食品中の細菌やウイルスをやっつける(加熱調理食品は75℃で1分間以上加熱。すぐに提供しない場合は10℃以下、または60℃以上で保温する)

●ゲシュタルト形態原理(右脳の視覚野(ブローカー言語野・空間性の言語領域)を働かせる)
①同一性・・視覚の「第一の性質」の認知の内容。対象の本質を表す「形」「型」「存在の場面」。
食中毒予防の同一性は、有害微生物や有害物質に汚染された飲食物を摂取することにより起きる健康被害を生じないように気をつけ、前もって防ぐこと。

②共通性・・視覚の「第一の性質」の認知の内容のうち、「形」「型」が同一で、共通していること。
食中毒予防の共通性は、飲食店、家庭、販売店、その他で汚染された飲食物による健康被害を生じないように気をつけ、前もって防ぐ対策を行ったが、わずかに注意と徹底が足りず健康被害が生じてしまうということ。

③類似性・・視覚の「第一の性質」の認知の内容のうち、形、型は異なっていても、「性質」が同一で、共通していること。
食中毒予防の類似性は、食中毒予防にはかくべつ気をつけたり、防ぐ対策を行っていないが、正しい栄養学に基づく食事を提供し、人の生命を維持し、健康を増進させるということ。

[6300-2] 谷川うさ子 2022/09/09(金)05:38
   ●ジョン・ロックの第一の性質(左脳のブローカー言語野「空間性の言語領域」を働かせる)
①形状・・目で見た形、型(パターン)についてを説明する。
食中毒予防の3原則、微生物を「つけない」「増やさない」「やっつける」。
②延長・・「同じ」「地続き」が意味。目で見た対象の「質」「形」「型」が共通していることを説明する。
有害微生物や有害物質に汚染された飲食物を摂取することにより起きる健康被害を生じないように気をつけ、前もって防ぐこと。あるいは、食中毒予防にはかくべつ気をつけたり、防ぐ対策を行っていないが、正しい栄養学に基づく食事を提供し、人の生命を維持し、健康を増進させるということ。
③運動・・「機能」「性質」「価値」を内包する概念です。目で見たものの動き方、働き方が生み出す「作用」、関係づけのつくるルール、約束、決まりといった秩序を説明します。「法則」を説明しましょう。(目で見て分かること)
食中毒予防の運動は、食中毒予防の3原則、微生物を「つけない」「増やさない」「やっつける」により、食中毒を防ぐということ。
④静止・・「決定」「変わらない」「固定している」という概念を内包しています。特に、対象が持っている法則だけを説明します。(見た目ではなく中身のこと)
食中毒予防の静止は、正しい食中毒予防により、食中毒を防ぐということ。
⑤凝固・・「帰納」でプリンシプル化している法則のこと。あるいは、「演繹」で証明に用いられる普遍的な法則を説明します。(知覚の認知のこと。目で見たものは何かを分かる)
食中毒予防の凝固は、微生物を「つけない」「増やさない」「やっつける」の3原則であるということ。

5W1H
5W1Hの概念
when(時)
where(場所、空間)
who(関係する当事者、特定の人物、一人称、二人称、三人称)
what(もの(物。者) こと(事、言))
why(理由、目的)
how(手段)

食中毒予防の5W1H
大学の食堂で400人を超える食中毒が発生した。生野菜サラダが腸管出血性大腸菌О157に汚染されており、原因食品と推定された。汚染の原因の一つとして、冷蔵庫内でドリップが漏れ生野菜を二次汚染したことが考えられた。
when「日時」 不明
where「場所」 大学の食堂で
who「消費者」 400 人を超える人
what「問題」 О157による食中毒が発生した
why「原因」 生野菜サラダが腸管出血性大腸菌О157に汚染されていた
how「状態」 冷蔵庫内でドリップが漏れ生野菜を二次汚染した

帰納
前提1 大学の食堂で、冷蔵庫内でドリップが漏れ、О157に汚染された生野菜によるサラダが食中毒を引き起こした。
前提2 アジの刺身を調理したあと、同じまな板で野菜をきざみ、アジに付着していた腸炎ビブリオが、まな板を介して野菜を汚染し、腸炎ビブリオ食中毒が発生した。
前提3 トイレ後の調理従事者の手洗いが不十分で、手指を介して食品にウイルスを付着させたことが原因となったノロウイルスの事例が多くみられる。
結論 生食する食材は、二次汚染を受けないよう容器に入れて保存、包丁・まな板は、食肉類、野菜類、加熱済み食品用とそれぞれ専用のものを使用、トイレ後の手洗いの徹底、などの対策を行わないことが、食中毒を発生させる原因となる。

演繹
命題 微生物による食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食品を介して、体内へ侵入することによって発生する。
 その原因となる細菌やウイルスは、「つけない」「増やさない」「やっつける」ことで、食品を介して体内への侵入を防ぐことができる。
結論 正しい食中毒予防は、細菌やウイルスを「つけない」「増やさない」「やっつける」ということである。


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[2024/03/29 04:25] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子