谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
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[5344] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎さて、きょうも、きのうの続きの「抽象名詞文の書き方」をコーチングします。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/10/22(火)07:51
[5344-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎さて、きょうも、きのうの続きの「抽象名詞文の書き方」をコーチングします。 谷川うさ子 2019/10/22(火)07:51
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ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・264号)
(令和元年10月22日)
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こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

◎さて、きょうも、きのうの続きの「抽象名詞文の書き方」をコーチングします。

◎事例は、きのうご紹介した、ポルソナーレの自己カウンセリング研究会の「研究会」にご提示いただいた「フォーム」(Form)の「主題」の「失名詞症」です。

「フォーム」の形式に即した「主題」は、

●「失名詞というもの」
●「失名詞ということ」

と、2つの命題(普通の文)をお書きいただいております。

いったいなぜ、「失名詞症というもの」と「失名詞症ということ」と、2つの命題を先に書くのか?という理由をよく分かりましょう。

きのうのこの「ニューズレター」でも説明している理由はつぎのとおりです。

●名詞の言葉、抽象名詞の言葉のどちらも、憶えるとか学習して自分の身につけるということは「イメージを思い浮かべる」ということである、と説明しました。

「イメージ」とは、「目に見えること」「手にも触れること」とまったくおなじ意味です。

名詞の言葉の示す「事物」、抽象名詞の示す「事柄」は、現実に、今、ここに、在る、という性質の「物」、「事」です。

日本語の「動詞文」を普通に使っていて、「動詞の言葉」しか理解できない、という人は、「イメージが思い浮かぶ」という経験がないので、「今、ここに、在る」という実在性(イメージする結果をを出す学習)を考えること自体を非常な苦痛に感じます。

●「イメージする」とは、「目に見える物」を思い浮かべるということです。

普通名詞の言葉の示す「物」は「石」とか「花」のように「黙っていても目に見えてくる(反射、入射)」ので、「石」とは「だいたい丸い形をしている塊」という「像」(イメージ)が自分の頭に思い浮かびます。

しかし、このように「思い浮かんだ」からといっても、「言葉で説明」はできません。

イメージ(像)は、」ただたんに「ひとりの人間の脳の中にある(表象)」ものだからです。

そこで、思い浮かんだイメージを「言葉」(話し言葉、書き言葉のどちらでも)で説明する必要があります。

●この「説明する」という説明の仕方が「石」なら「石」の「性質」を言葉で言いあらわす、ということでした。

「説明」とは「目で見たこと」(イコール手で触ったことも)を言いあらわす、ということです。

●目で見たことをどう言い表すのか?といえば、それは「脳の野・頭頂葉の働きの、距離、角度、方向、」をそれぞれ、言い表す、ということです。

哲学は、この「距離」「角度」「方向」を説明する言葉は、そのまま、目で見たという人間の身体の感覚と、感覚の働きの内容の「知覚」を言い表している、と説明しています。

●「石」(普通名詞)でいえば、「距離・・・遠くから見た内容・・・小さな形が見える、近くから見た内容・・・形は大きく拡大した形が見える」など、です。

この「見える」・・・という説明が、「イメージ」です。「像」のことです。

きのうは、この「距離」「角度」「方向」のそれぞれの内容の説明の例をお伝えしています。参照して、モデルにしてください。

[5344-2] 谷川うさ子 2019/10/22(火)07:51
   ●普通名詞の示す「もの」の場合は、「石」が良い例になるように、手にも触れるので、目に見える形も、表面の状態も、拡大した質の様子などが、誰にもぱっと分かりやすく認知(そこに在るという了解)できます。

「ぱっと分かる」とは、「そこに、現に、在る」ということ・・・「実在性」を分かることができます。

●この「ぱっと分かる」ということ・・・実在性・・・「性質」・・・・「その物の成り立ち」あるいは「なんで、こういうものがあるの?、の事情」などが、「石」なら「石」という普通名詞の言葉の「意味」です。

この「性質・・・意味」とは、「正面から見た内容」「真後ろから見た内容」「拡大して大きく見た内容」「手に触れるくらいに接近して観察してみた内容」の全部を合わせた内容、簡単に要約した説明・・・のことです。

●もし「石」という普通名詞をフォームの「主題」にしたとすれば、「主題」は「石というもの」となります。

この「石というもの」の「ゲシュタルト形態の型」・・・「目で見た基本の形」・・・「同一性」とは、「石」の「成り立ち」を簡単に説明した内容になります。

◎例は次のとおりです。

●「石」の「同一性」・・・成り立ち・・・「無機化合物。溶岩、地殻などを原材料にした自然にある塊。形は人間の手で加工できる範囲の大きさの物を、石という」、となるでしょう。

◎モデルにしていただきたい抽象名詞の「失名詞症」の場合も、考え方は同じです。

「失名詞というもの」と「失名詞ということ」の2つの文のうち、まず、「失名詞症というもの」(物)は、「石」の普通名詞と同じように、「目で見える実在性」から作り出されています。

現実のなかに発生の事実があり、ここから生まれているのが「失名詞症」です。

●だから「抽象名詞の言葉」をきちんと学習する場合には、「場面」「状況」という具体的な事実という現実をまず、観察して特定しなければなりません。

●抽象名詞の言葉を学習するとは、モデルでいえば、「失名詞症」という症状の実在する「場面」「状況」を「イメージする」ことをいいます。

その「場面」「状況」の現実を特定して、その症状の現象を「距離」「角度」「方向」のそれそれの言葉での説明で言い表すと「性質・・・普遍的な意味(概念ともいいます)」の文になります。

命題の成立ともいいます。

●これが、フォームを構成している「ゲシュタルト形態」の「型」(パターン)の「同一性」の文になります。

◎失名詞症の「同一性」・・・場面、状況・・・目を開けていて、生活、仕事のなかで、右の目、左の目ともに、視覚の機能は正常に働いてその物を見ている。しかし、現実の事物、例えば、普通名詞の言葉の示すコップなどが見えていない、という症状である。

●きょうのコーチングはここまでです。

面倒くさいとか、ここまでしつこく考えなければならないの?とお思いでしょうか?

ぜひとも、考えなければならないのです。

何故かといえば、研究会のコーチングでお話したように、現実の中・・・

病院でも、介護の現場でも、職場でも、こういうふうに考えられないことが原因で、「騙される」

「不当にイジメられる」

「西川秀樹のいうように奴隷まがいに仕事をさせられる、結果、身体の病気を悪化させて症状を進行させる、精神障害がどんどんひどくなる」

「早期退職の理由づくりのレッテルをいつの間にか貼られている」

などという不利益を招き寄せる原因の、動詞文の思考を脱却できず、寂しく、ただ泣くばかりの辛く、悲しい日々をおくることになるからです。

◎続きます。


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[2024/03/29 18:09] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子