谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5348-2] 谷川うさ子 2019/10/26(土)10:07 修正時間切れ
これは、「現実の事物を目で見ていても、見えない」「名詞・抽象名詞の言葉を耳で聞いているのに、その言葉が脳の中ではぱっと消えてしまう」・・・病理学の「離人症」という精神分裂病の原因になります。

欧米では、「前向性の健忘症」という脳細胞の疾患である、と定義しています。

●このような「時間意識によるぱっと忘れる」・・・「自分はこう思う」・・・「思う」という思念がぱっと消えたことの証拠の言葉です・・・という脳の働き方を改善するのが、「ゲシュタルト形態」と「ジョン・ロック」の「第一の性質」です。

●解説すれば、「ゲシュタルト形態」の「視覚の型(同一性・共通性・類似性)は、「目で見る」という視覚の「知覚」の「認知」を説明しています。

「認識」ではありません。「認知」です。

●「認知」とは「その物が現にある」という了解意識のための言葉です。

ポケットに手を入れて、「あっ、玄関の鍵はここにあった」と気付き、感知した時の言葉が「認知」です。

この「認知」を一般化した言葉が「名詞」の「概念」(がいねん)といいます。

「一般化」とは、「ルール」「決まり事」「社会秩序」「法律」などのこと・・・規範のことです。

●「認識」とは、ある「物」と別の「物」との違いを分かり、区別することができた時の言葉です。

「犬」と「猫」は、このように違う、と区別できて、その違いを説明できている時の言葉が「認識」です。

●「ジョン・ロック」の「第一の性質」の「形状」「延長」「運動」「静止」「凝固」は、あなたが目で見た時の「見た」という内容の「認識の説明の文」であるのです。

「目で見た」という名詞の言葉の事実(現実)、例でいえば「失名詞症というもの」を、

「ゲシュタルト形態」で「見たもの」をいえば、これは「一般的な基準の表現である」。

「ジョン・ロック」の「第一の性質」で「見たもの」をいえば、これは「自分自身が経験したもの・・・自分の目で見た物の事実の表現である」。

というのが、違いになります。

このように違いのある「ゲシュタルト形態」を踏まえて、さらに「ジョン・ロック」の「第一の性質」のとおりに「目で見たもの」を名詞文に書けば、「自分はこう思う」式の「言葉・話」の怪しさ、いかがわしさ、雑念、妄念、曖昧さ、無責任さ、不幸さ、などは解消できることがよくおわかりでしょう。

◎ジョン・ロックの「第一の性質」のとおりに「失名詞症というもの」の名詞文を書いてみれば、どうなるのでしょうか。

1・「形状」・・・・対象となる人は、目は開けてはいるが、目の前にある物を見ていないという行動、行為をおこなっている。

2・「延長」・・・対象者は、食事の時のテーブルの上にある本人からみて右側のコップが見えていない、また、同伴して道を歩く時には、当人からみて右側に進むべき道が見えていない。

3・「運動」・・・対象者は、身体の目の視覚の機能(生理的な視覚の働き方・知覚)は一見、正常そうであるが、しかし、脳の中の視覚の目の機能の認知の働きは異常である。

4・「静止」・・・対象者の目の働きは、あきらかに「脳の視覚の働き方の見るという機能の、認知の能力を無くしているので、目はあけてはいても、見えていないという「こと」である。

(注・この「静止」では、失名詞症という「こと」の「性質」・・・成り立ちの仕組み、構造を説明します)。

5・「凝固」・・・対象者は、目の前に在る物、事物、あるいは、場面、状況を見ているようだが、それは見せかけだけで、実際には見えてはいないという「こと」が真実である。

(注・この「凝固」では、対象者は、目は開けてはいるが、行動、行為を観察してみると、右の目(左脳の視覚野)で見るという目の機能を無くしている、と診断できるという「こと」・・・疑いのない事実である、診断によって測定されるという「こと」、を特定します)。

◎続きます。



[2024/03/29 17:44] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子